売り時について、オートローンお支払いの方でよくある勘違い。

「残価設定で、売るときに損したくないです。」

オートローンで組んでいただくお客様で結構多いのがこのお話。
とある車種だと、
3年50%、5年37%って聞いたけど、
月々を抑えて、ボーナスは出来れば無しで、
でも残価設定で、売るときに損したくないです。
どうしたら・・・!!

「オートローンで月々の支払金額を減らしたいです。」

例えば、500万円の車を頭金50万円で買うとして、
残価設定で買うとなると、先の例だとこんなイメージですよね。
車の総額が500万円
頭金が50万円
借入金額(オートローン)が450万円
残価が3年で500×0.50=250万円
残価が5年で500×0.37=185万円

お客様が仰っているのは、
あくまで3年後に、250万円以上で売りたい。
5年後に、185万円以上で売りたい。

でも。もっと高く売れるなら、月々をもっと少なくしたい!
この発想って、もうすでにリセールの観点から言うと違いますよね。

車の価値は直線的に下がらないんです。

以前よりBLOGで掲載の通り、
フルモデルチェンジや、
需要供給のバランス、
海外輸出もあるなら、海外要因
など、さまざまな要因で、車の価値は変わります。

言うなれば、下落トレンドだけが決まっている株価。
(といっても、旧車、絶版車は逆トレンドもありますが。)

「じゃぁどう発想すればいいの?」

売り時はここ。そして考えるのはここ。

1.売り時は?
先のグラフで言うなら、
青の線が赤の線を越えている時。
特に上がった時と、下がる前ですよね。

「●年で乗り換える」の発想は特にフルモデルチェンジの時に危険。
海外要因や、需要供給が変わるタイミングで高ければ手放すのもあり。
その為に情報がありましたら随時更新してまいりますので、
ご覧になって頂ければ。お役に立てれば幸いです。

2.どう発想すればいいの?
「いいタイミングで売る」もそうですが、
・リセールに優位な条件で、より安く買う
・オートローン金利は安いところで組む
・なるべく月々の返済額を増やして、金利を下げる

「もっと高く売れるなら、月々をもっと少なくしたい!」は、
金利がもったいないから、払えるのであれば払った方が得。というお話。

私の場合、売り時は?

例えば、同じ車種でも、走行距離やお客様の乗り方、グレードによって、
先のグラフが変わります。
国内向けの走行距離、程度だったら、ゆるやかな下落で、
モデルチェンジのタイミングで下落するイメージ。

でも、海外向けなら、年式で、4年10ヶ月経過で、
ドーンと下がってしまったりします。

お車によって、またお客様の乗り方によって、
本当に毎日私もご提案内容が変わります。
ぜひ、ご契約の際には、ご相談頂ければと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

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