相場が落ちてくる10~12月へ突入。年度替わりにご注意。

想定通り、徐々に例年の通りになってきております。

供給不足で加熱した、中古車市場を前回BLOGにさせて頂きました。
供給が戻り、需要も落ち着きを取り戻し、徐々に落ち着いてきた傾向にございます。
【業者オークション統計データより振りかえる】相場の変動。

さて。今年はコロナ騒動で例年とは全く違う状況に陥りまして、
早いものでもうそろそろ10月を迎えますが、例年と同様、年度替わりの時期となります。

ご注意喚起をさせて頂きたく、また掲載をさせて頂きます。

年度が替わると何が起きるか。

2つの要因で相場が変わってまいりまして、
ひとつめが、当たり前なんですが、
●2021年登録の新車が出てくる。
2021年登録車が出る事で、
2020年登録車が古く見えてしまい、2020年登録車が人気がなくなったり。
あるいは、2020年登録車が1年経過したことで海外で人気になったり。
車種によって、上がる車種。逆に下がる車種など出てまいります。
あるいはほとんどの中古車では5年落ちが、6年落ちとイメージで下落する事が多いです。

ふたつめがこれ
●輸出規制で輸出出来なくなる車がある。
国によってまちまちなんですが、
2014年登録までが輸入できる国があったとすると、
年度が変わりますと、2014年登録は、もう輸入が出来ず、
2015年登録までが輸入できるように1年切り替わります。

そのため、2014年登録のお車は、船に載せて、送る時間も考えて、
10月頃までで仕入れをやめて、次の年度のものに切り替えるようにしております。

もちろん査定価格の変動にはいろいろな要因が。

国によって、月まで輸出規制に絡んでいたり、
モデルチェンジの時期が来る車種があったり。
いろいろな要因で査定価格の変動が起きるものでございます。

おひとりおひとり、ご商談時には、
お車を拝見して、ご売却時期などとともにご案内差し上げております。
今回は広い意味での変動の時期という事で、掲載をさせて頂きました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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