5月国内メーカー実績。コロナショックの影響で。

6月末に発表された、5月の国内各メーカーの販売情勢

日本国内からの中古車海外輸出状況は前回お知らせをいたしましたが、
国内メーカーの販売状況は下記の通り。
5月、6月までが底で、7月から回復の見込みとなっております。

トヨタ 国内販売39.2%減 世界販売34.1%減
ニッサン 国内販売44.9%減 世界37.3%減
ホンダ 国内販売45.1%減 世界生産51.8%減
三菱 国内販売81.7%減 世界生産73.6減
スズキ 国内販売56.7%減 世界販売73.0減
ダイハツ 国内販売56.4%減 世界販売62.4%減
スバル 国内販売69.8%減 世界生産82.2%減
マツダ 国内販売50.2%減 世界販売29.2%減
(すべて前年同月比)

中国に力を入れたマツダが回復が少し早い印象でしょうか。
生産停止・調整があった、スバル、三菱が厳しい。
スバルは輸出も90.0%減。

7月も厳しい三菱。。。

トヨタは7月からハリアー効果もあり、1割減まで戻る見通しだが。
三菱は国内外ともに需要が戻らず、7月も断続的に稼働停止。。。
在庫があるけど、売れ行きが悪いから生産を調整しないと、車両置き場がいっぱいになっちゃうから作れない。の悪循環。

「売れ行きが悪い」⇒「生産調整」⇒「売れ行きが悪いから値引いても売る!」
の流れになってしまうとリセールが悪くなるので心配。。。

生産調整はリセールにとっては悪ではない!?

5月GW明けから影響が出ているのですが。
中古車需要が戻ってきたのに、
・各メーカー新車納車が進まないために、下取発生が減っている(供給減)
・新車が生産調整で納車に時間がかかると、中古車に流れる人もいる(需要増)
という事で、
中古車の価格が戻ってきております。

といっても、車種によって全然バラバラ。
働く車の中でも、NV350キャラバンは余っていたり、軽バンは足らない。
相変わらず、ハスラー、ジムニーは納期が長く、値段の戻りが早い。

急落したけど、急激に戻る車種もあれば、
急落したけど、戻らない車種、
あまり落ちなかったけど、戻った車種など本当にバラバラです。

海外向けは全車種急落。現地のコロナ情勢で、戻ったり戻らなかったりですが。

まだまだ不安定な状況ですが随時更新します。

どうぞよろしくお願い致します。

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